ハイブリッドカーとは?
一般にはエンジンとモーターの2つの動力源を組み合わせた車が、ハイブリッドカーと呼ばれる。エンジンが苦手な発信時や低回転をモーターが補うことで、
エンジンの効率悪化を防ぎ、燃費を高めることができる。
また減速時に回生を行い、エネルギーを取り込むことも可能になる。
基本構造は4つあり、
@エンジンが発電しモーターで駆動する「シリーズ(直列)方式」
Aエンジンとモーターが並列でそれぞれが別個に動く「パラレル方式」
Bその両方の機能を合わせ持つ「シリーズ・パラレル方式」
Cそうしたフルハイブリッドに対して「マイルドハイブリッド」と呼ばれるモーターアシストの4つだ。
ちなみにプリウス(トヨタ自動車)はエンジン出力だけで走るモードがないので、シリーズ方式が色濃い「シリーズ・パラレル方式」、シビック・ハイブリッド(ホンダ自動車)は モーターのパワーが強い「モーターアシスタント」となる。
燃費だけでなく、重量やコストとのバランスを含めて、適切な構造を選ぶ必要がある。
ハイブリッドカーの未来
ハイブリッドと言えば、日本メーカーのお家芸。
欧米の自動車メーカーだって、ちょっと前まで「ハイブリッドは燃料電池車までの”つなぎの技術”」なんてからかっていた。
ところが、2007年になって、ドイツハイブリッド旋風が吹き荒れている。
ことの発端は、今年の初め、欧州議会の環境担当を務めるディマス委員が、「EUの公用車を燃費のいいプリウスかレクサスのハイブリッドにしたい」と発言したこと。
欧州議会の公用車といえば、ドイツ製高級車ばかり。
さらにドイツ・緑の党のキュナスト議員が「ドイツ・メーカーがエコカーを作らなければ、日本製ハイブリッドを買おう」というキャンペーンを張ったからさぁ大変!
ドイツ・メーカーも黙ってはいられないぞ…と、こぞってエコカー合戦に乗り出したのだ。
中でもフランクフルトショーを目前に、”ハイブリッド秋の陣”に注目が集まっている。
7月の終わりにメルセデスが研究中のハイブリッドシステム2種を発表して、「今後すべてのエンジンをハイブリッド化したい」と言い出した。
フランクフルトショーでプロダクションモデルに搭載して、大々的な発表にこぎつけるとの下馬評だ。
かと思えば、その2日後に同じシュッツトガルを拠点とするポルシェが、「カイエン・ハイブリッド」のテストカーを公開。
アウディもVWグループの先陣を切る形で、近々ハイブリッドのプロダクションモデルを発表すると噂さされている。
ハイブリッドカーの未来
欧米の自動車メーカーが重い腰を上げた今、ハイブリッド合戦は益々加熱するだろう。
切磋琢磨して、各メーカー環境に良い自動車つくりに励んでいただきたい。
自動車メーカーの頑張りが、地球温暖化ストップに貢献することは間違いない。
私たち自動車購入者すべてがエコカーに乗る日も、そう遠くはないだろう。
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