そもそもなんでCO2がそんなに問題なのか?

信じられない話だが、車の排ガス規制は世界的にも1980年代までは実に緩いものだった。

それが90年代に入ると急転直下、やたらと厳しくなった。

そのきっかけになったのが、92年にリオデジャネイロで行われた国連の地球サミット。

その頃から夏の猛暑のような異常現象や地球温暖化の原因になっている温室効果ガス、なかでもCO2という言葉があちこちで囁かれ、環境意識が高まった。

ところが、カーメーカーは真剣にエコカーを作ったのかと思いきや、現実にはその逆になってしまった。

バイオガソリン

原油価格が安いことや、ユーザーの生活スタイルの変化で、オデッセイやエスティマのようなミニバンやRAV4、CR−VといったSUVなど、この10数年で重量が重い=燃費の悪い車が増えてしまったのだ。

数字の上でも、CO2排出量は90年から99年にかけて運輸部門で23%増加し、産業・民生部門としても最高の伸びを記録。

自家用乗用車は同じ期間で35%の伸びと、際立っている。

1gのガソリンから発生するCO2は容積にすると1gのペットボトル612本分だから、われわれが撒き散らすCO2は天文学的数字だ。

仰天の数字はそれだけではない。

国交省によれば平均燃費も9.5km/g(90年)が00年には8.6km/gと悪化している。

このような傾向は日本だけではなく、欧米を含め世界的にも同じ。

原油安で、人々は燃費の悪い大型車を買い求めたのだ。

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